30年後まで笑い続けるSIerのブログ

30年間笑い続けることを目標とした物語

BigDataの企業導入の難しさ

BigDataの活用は、かなり専門的に偏ったスキルを保有しておかなければならないため、日本の企業が導入するのにはまだまだ時間がかかるだろう。もちろん、日経新聞に掲載されるような企業はほんの一部である。

ご存知のとおり、BigDataの活用とは、情報(=ゴミ)の中から、相関分析をすることによって、規則性や習慣性を見出し、ビジネスにつなげるというものであるが、ゴミから見つけるのだから、相当な苦労もいるし、最初からゴミなわけで…

たとえば、毎朝6時にゴミを捨てにくるお婆さんがいて、たまたま昨日は朝7時になった。その一ヶ月後にも朝7時にゴミを出しにくることがあった。朝7時と朝6時に出てくるゴミの種類の違いを調べてみた。手がかりはなかった。ゴミの量を調べてみた。特に変化はなかった。何が違うのか。前日に氷川きよしの演歌番組がやってるときだけ、朝1時間起床が遅いことが判明した。そのお婆さんには、今後氷川きよしグッズをネタに営業をかけようと思う…

といった具体だろうか。もはや『探偵』である。

そのうちきっと探偵を嘲笑うヤツが出現することであろう。そして、探偵はお金がある人しか雇わないし、責任はとらない。